Maintenance

 

過去ログ 2003年07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2004年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 10月 
2005年02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 
2006年01月 02月 03月 04月 05月 07月 08月 09月 10月 11月 
2009年06月 09月 

2005年07月20日(水)  コソ練
 シェイクダウンと銘打ったコソ練は、あまりにもさんざんな結果だったので、再度コソ練(仕事しろよ)。当日予約なしでも空いていれば走れるという話をなんとなく記憶してたので、おやぢレーシング総監督に電話して聞いてみる。

「TC2000って、予約なしでも走れるんでしたっけ?」
「空いてれば走れるはずだけど、とりあえず電話して聞いてみれば?」
「Webに電話番号出てないんですよ。ご存じないですか?」
「ちょっと待ってね、え〜と×××の××××」
「ありがとうございます。聞いてみます。ところで、監督も行きません?」
「え〜、誘っちゃダメだよ、仕事あるんだから。行きたくなっちゃうじゃん」
「行きましょうよぉ〜」
「だめだめ(笑)」

 てな、迷惑千万なやりとりの後(笑)、筑波に電話してみると、大丈夫ですよの返答。夏休みだから学生さんが大挙して押し寄せてるかと思ったんですが、そうでもないみたい。とりあえず、いちばん遅い時間帯に間に合えばいいやとのんびり出発。早出して2本走るって手もあるんだけど、先日より涼しいとは言え、かな〜り蒸し暑いので、30分一気に集中して走ることに。

この判断が後々効いてくることを、今は知る由もない。


 ん〜、一人でサーキット走るのて初めてだ。つーか、こんなにハマるなんて予想外。元々タイムなんてど〜でもいい人で、楽しく走れればOKだったんですが、ここ数年筑波決戦仲間のレベルアップが著しく、ずーっと下位低迷。いくらなんでも、これは楽しくない。なんとかせねばと思って始めたんですが、これがタイムを真剣に気にし出すと、とっても楽しい。あーでもない、こーでもない、そーでもないし、どーでもない。実に楽しい。今のところ、走るごとにいろんな発見やタイムアップと言うご褒美まで貰えるので、さらに楽しい。
 元々峠を走ったりすることはあっても、誰かと競うということはなく自分が楽しければそれでOKだったので、タイムとか気にしたことがない。ずーっと自己満足の世界で生きてきたのですが、タイムという客観的な物差しが入ることでこんなにも奥深くなるなんて予想外。まぁ、自分の下手さ加減も予想外なわけですが(笑)。

 一番最後の走行枠なので、暑さもほどほど。うんと集中して行きます。今回は、課題、無し。何をするかというと、自分が何をしているかを客観的に観察すること。後から思えばビデオ撮れば良かった。サーキット行きたいが先に立ってるので、すっかり忘れてました。偉そうに書いてますが、目的なんかその場で決めてるし(笑)。

 30分間ぐるぐる回ったんですが、今までの復習とブレーキングポイントの是正だけ実施して、タイムは11秒フラット程度。ものすご〜く手応えがあって、絶対10秒切ったと思ったのですが、んなに甘くはなく、何度周回しても11秒フラット近く。けっ。

 前回から比較すれば1秒近く短縮してるわけで、進歩は進歩なんですがあまりにもなぁ。遅いポイントは最終コーナー。自分でもよくわかります。速度殺しすぎ。とはいっても、速度を殺さないと怖くてしょうがない。なんでかなぁ。160km位しか出てないから、コーナーの曲率を考えても、そんなに恐ろしくはないはずなんだけど……で、ふと思い出したのは、どこかのドラテクサイトで書かれてた一言。「コーナーで首を傾けちゃダメよん」

 そういえば、ずいぶん首傾けてるもんなぁ。バイクと違って、バケットシートで体をホールドさせてるから、体を倒せない。なので、首だけ倒してる(笑)。どうやらこれはよろしくないらしい。ふ〜ん。なんでよろしくないんだろ? とりあえず、首を傾けないで、最終コーナー行ってみますか。

 ……あれ? 怖くないよ? というより、速度おっせ〜。こんなにノロノロ曲がってたの、私? って位違う。どうも風景が傾くと、速度感が大きく異なるみたい。ええ〜、こんなに体感速度、違うんだ。びっくり。

 掴んじまえばこっちのモノ。ふふふふ。9秒台は頂きだぜ(根拠無し)。と思ったら、思わぬ伏兵が……チェッカー振られてます。時間切れ。

 ぐぐぐぐぐ、ぐもぉ〜〜〜。なんでやねん。これからや、ちゅーねん。はうぅぅ。2本走れば良かったぁ〜。

後悔、先に立たず。大失敗。


 走行後はいつもの謎ガレージへ。オイル温度もそんなに上げてないので、オイル交換はしません。ただ遊びに行ってるだけ(迷惑な奴)。

 そこで、おやぢレーシングの常勝N0メンバーのビデオを見せて貰ったんですが、なぜかいろんなことがわかります。おお、こんなところからアクセル開けていくのか。おお、こんなところでこんなに向きが変わってるのかetc. 今までもなんとなくは分かってたんですが、今日はなんだか肌身に染みます。
 ドラゴン高橋氏の昔のビデオもあったので、見ていると……操作が私と同じ。ドラゴン氏の方が筋力パワーがあるので、よりはっきりわかります。な〜るほど。最近のビデオになるほど悪癖が矯正されてます。伊達に走り込んでないな、ドラゴン氏。

 てわけで、いろいろとやりたいことが出てきたのですが、どうも仕事の方が忙しくなりそうで、あまり行けなくなりそう。残念なり。このまま問題点を忘却の彼方に押しやるのはあまりに寂しすぎるので、無理矢理にでも時間を作って近日中に再チャレンジの予定。といっても、もう8月までフリー走行の日はないので、早くても8月ですが。
 ほんとは、これを書いてる22日に走行枠があったんだけど、仕事が入って行けず。サーキットを走れるフル装備を車に詰めて出かけたんだけど、打ち合わせが長引いて残念ながらアウト。仕事しないと日干しになっちゃうので、仕方ありませんな。

 次回目標は、首を曲げずに最終コーナーの攻略と、クリッピングポイントから全開に持って行ける車の姿勢。頑張りまっせ〜。

 6年落ちSタイヤで、10秒の壁は破れるのか? 乞うご期待。


#ラジアルでも10秒切る人はいっぱいいるので、切って当然なんですけど……い〜じゃんかよっ(笑)。

2005年07月18日(月)  続々々シェイクダウン完了
 さてさて、シェイクダウンで問題点も見つからなかったので、2本目は何も気にせずコソ練に集中。とはいっても、エラク暑いので集中力はソコソコ(笑)。

 重点的にチェックすべきはダンロップ下と最終コーナー。な〜んであんなに遅いのか? とりあえずモノのせいにしておくと、6年落ちのSタイヤ。んでも、タイムから見ると、まだまだタイヤのせいにできるようなタイムじゃない。少なくともSタイヤと名が付いてるんだから、10秒は切れないとオハナシにならない。

 ええ、そうです。18日のコソ連では10秒、切れませんでした。どころか、11秒後半(泣)。あまりにも遅いです。遅すぎです。屋根の上で、お婆ちゃんがお茶できそうです。なんとかしなきゃぁならん。

 とりあえず、先導車付きのときに大市民氏から「クリップ付くまでアクセル踏んじゃダメ」と言われてたんですが、暑さで忘れてました(笑)。しっかりチェックが入って、「2本目は厳守すること」と言い付かったので、これを実践。
 しかし、トラクション掛けずにコーナーに入っていくのは怖いです。なんかケツが一気に出そう……出ないですな(笑)。

 う〜ん、コーナリング速度が遅すぎるようです。ということは、一本目の走りからして、コーナー進入で速度殺しすぎ。さらに、ブレーキングポイントを早めたので、ブレーキングそのもの長すぎ。こら、いかん。
 ブレーキングポイントを早めたのは、失敗だったようです。まずは、どのくらいの速度で回れるのか、確認する方が先っぽい。とは言え、これってスピンしまくりそうだな。
 クリップに付く前に、無駄にアクセルを踏むのを止めたので、旋回速度は上がってるようですが、限界はまだ先のようです。特にダンロップ下は、以前はアクセルを抜くだけで曲がっていたはずなのに、ブレーキングしてます。おっかしいなぁ。加速が良くなった分、絶対的な速度が上がって怖いのか、はたまた久しぶりなので怖いのかよくわかりませんが、なによりタイヤの特性を掴んでないようです。

 最終コーナーなんか酷いモノで、とんでもなくブレーキングしてからステア入れて旋回開始してるので、エラク遅いです。大市民号は、ステアを入れてコーナーに進入してからブレーキング。それもほんのちょっと。マネしたかったのですが、怖くてできませんでした。この原因は後のコソ練で判明したのですが、この時点ではとにかく怖いが先立ってます。

 クエスチョンマークが頭にたくさん付いた状態で、体力切れ。一本目よりは気温は下がっていたとは言え、体力的に保ちませんでした。あうううう、困った。結局30分枠のうち20分しか走れず。練習を積まなきゃいかん時期なのに、これではど〜にもなりませんな。


 2本目終了後、オイル交換に筑波謎ガレージへ。オイル、オイルフィルタ交換と共に、ミニスカートを穿かせて貰いました。イヤン(笑)。
 ミニスカートと言っても、アンダーカバーを短く処理したものです。ロードスターのアンダーカバーは非常に長く、オイルパン手前まで完全にガードしてくれてます。これを短くすることで、ラジエタを通過した熱気を下から排出しようというわけです。一般道ではもともと問題はないので、効果は後日サーキット走行で確認することに。


オイル交換 127,000km スノコ ウルトラシンセティック 5W50
オイルフィルター交換 127,000km 型番不明。トヨタ車用の長いフィルタ(笑)。

2005年07月18日(月)  続々シェイクダウン完了
 本来の目的であるシェイクダウン。まずは、懸念してた熱問題。暑さでドライバが溶けてしまった一本目でも、ピークで水温107度、油温120度。ピークは最終的な温度ではなく、ちょっといじめ気味にレッドゾーン(7800rpm)近くまで回し、数周したときに記録した値。若干高めだが、普通ならこの暑さの中、サーキットを走ろうとは思わないので、とりあえずはOK。
 ただし、ドライバの能力が現状きわめて低いので、もちっと慣れてくると再度見直す必要に迫られるかもしれない。

 水温は、バックストレートやホームストレートでじわじわ下がってくれるので、ラジエタ容量そのものは間に合ってる模様。熱処理に関しては、特に大きなモディファイは必要ないと踏んでいる。油温はもう少し下げたい気もするが、複数の識者によると問題ない温度だそうなので、これも現状のまま推移するなら手を入れる気はない。

 ボディの方は元々大幅な補強が実施されているせいもあって、特になんの問題も感じない(が、部分的なモディファイはF氏にお願いしてある)。

 足回りも12kgf/mmのバネが見つからないという不慮の事態で、フロント10kgf/mm、リア8kgf/mmとなっているが、今のところこれでも問題はない。新調したタイヤが使えるようになると役不足を感じるかもしれないが、現状の6年落ちのSタイヤではこれで十分。
 フロントサスに車高調整用のカラーを12mmも入れてしまい、横から見ると若干前上がり気味だが、これも問題なし。ちょっと鼻が入りにくい気もするけど、オーバー気味よりは走りやすいので、しばらくはこれで行くつもり。ホントは水平近くに持って行こうと思ってたんですが、謎ガレージY氏から「今の方が走りやすい」というアドバイスを貰ったので、素直に言うことを聞きます。作業しなくて済むなら、それに超したことはないので(笑)。

 エンジンそのものは堂田のH氏が組み、I氏がセッティングを出したものなので何も懸案事項はなかったのですが、実際走ってみても何も問題となるような点は見いだせませんでした。サーキットでも爆発的な中間トルクが炸裂し、ぐいぐい車を前に進めてくれます。乗り手がアレなんで、タイムは出ませんが(笑)。

 シェイクダウンそのものは、何も不都合点を見いだすことはできませんでした。タイヤが替わるので仕様変更はありますが、基本部分は完成です。

2005年07月18日(月)  続シェイクダウン完了
 到着早々大市民氏は、走行開始。ピットに帰還した大市民氏、3レイヤのレーシングスーツのせいもあるんだろうけど、かなり暑そう。汗だく。かなりどころでないのは、この後判明する。

 即、大市民氏と共に出撃。ピットレーンに並んだ瞬間、地獄の入り口が垣間見えた。


猛烈に暑いんですけど


 走行中は、運転席の窓を閉めなきゃならない。なので、ピットレーンに居るときは既に閉めている。助手席の窓は開けてあるんだけど、風は流れず灼熱地獄。梅雨が終わったという話は聞いていない。というよりも、上空はけっこう曇っている。真夏のピーカンってわけじゃないけど、気温と共に湿度が異常に高い気がする。

 ふと前を見ると、大市民号は運転席ドアを開けている。あ、そうかドア開ければいいんだ(気がつけ)。ドアを開けた瞬間、涼風が流れ込む。ひゃあ、気持ちいい。これで少し気を取り直すが、ドアを閉めたときのことを考えると気が重い。

 人の気がどうあろうと、時間になればグリーンシグナル。先頭車両から順にコースイン。1コーナー過ぎたあたりから、すでに全開気味。
 事前に大市民氏から、「タイヤのウォーミングアップはいらない」と言われてたものの、体が反応しない。もっとも大市民氏はずーっとバックミラーを注視してくれているらしく、差は開かない。間に車が入ると、ハザードを出して先に行かせてくれている。

 数周後、やっと体が反応を始めるものの、正直まるでついて行けない。かな〜り三味線弾いて貰ってるにも関わらず、ぜんぜんダメ。特にダンロップ下から最終コーナーは、どれだけゆっくり先導して貰ってもダメ。あっという間に車間が開く。

 最終コーナーで差が開くのは自分でわかる。体が拒否反応を示して、進入で思いっきりブレーキングしてるから。とうぜん速度は乗らない。差が開く。
 分からないのはダンロップ下。ここで思いっきり車間が開く理由がわからない。1ヘアの立ち上がりから既に差が付いているのかもしれない。コーナーで車速がずいぶん違うんだろう。つまりコーナリング速度が圧倒的に遅い。

 まず、コーナーに入る前のブレーキングが雑。今回は意図してブレーキングポイントを早めた。ところが、早めにブレーキングするといつまでもだらだらブレーキングしてしまう。減速が終わったらさっさとブレーキングを止めなきゃならないのに、ブレーキングポイントを早めたにも関わらず、以前と同じようなところまでブレーキングし続けているので、減速しすぎてしまう。
 さらに、クリップに付く以前にアクセルを開けてしまうので、意味無くコーナーを孕んでしまう。しかもクリップ(には付けないので、クリップあたり)を過ぎたあたりで走行ラインがおかしく、オーバースピードであることに気がついてアクセルを抜いてる体たらく。

 バイク乗りの頃から、コーナーはトラクションを掛けて曲がるもの、ということでアクセルは開け気味で入っていく癖がいつまでたっても抜けない。しかも、速く走りたい思いと、車はバイクと違って無理が利くのでアクセル開度は大きい。分かっていても体が動かない。長年染みついた癖は、そう簡単には抜けない。

   進入      旋回      クリップ
 ブレーキング → パーシャル → アクセルオン

であるはずが、

   進入      旋回      クリップ
 ブレーキング → アクセルオン → アクセルオン

になってしまう。これでラインに乗せられれば速いんだけど、物理の神様は万人に平等なので、そうはいかない。どこかで帳尻を合わせなくてはいけない。
 帳尻を合わせるには、アクセルを抜く、ステアをコジって走行抵抗ブレーキを掛ける、というのが常套手段。ま、こんなことやってて速く走れるはずはないのだ。
 タイムは望むべくもないが、ラップタイマーを見ると動いていない。踏んだり蹴ったり。

 大市民氏に引っ張って貰って分かったことを簡単に記せば、

すべてが遅い


 大市民氏が全力ではないことは、後ろから見ていてよくわかる。あきらかにアクセル抜いて待っててくれてるから。それでもついて行けない。タイヤの性能差だけではないのは明らか。ぜんぜん面白くない。

 といまさらながら気がついたころから、暑さに耐えきれなくなってきた。ホームストレートなんか白目剥いてんじゃないかって位、気が遠くなる。こりゃまずい。
 そういえば、辛抱強く前を走ってくれていた大市民号が見えない。

 先生が居なくなったのをいいことに、即ペースダウン。クーリング走行開始。が、暑さで意識朦朧。うぉ〜やばいぞ、俺。クールダウンしないでピットインするわけにはいかんので、気合いで周回する。とうぜんレーシングスピードで疾走する他の車が
いるわけで、走行ラインを塞いだりしないように、気をつけなきゃならん。でも、意識朦朧(笑)。
 這々の体でピットレーンにやっと進入。ピットレーンに入った瞬間気が抜けたか、ガードレールと抱擁しそうになる。あわてて進路修正。こんなとこでヒットさせたら、I氏やF氏から何を言われるかわからん(笑)。

 ピットにたどり着いて、車から這い降りるや給水。し、死ぬかと思った。しかし、この猛烈な暑さの中、連続2セット1時間近くを走る大市民氏は鬼の体力。かなり無理させたような気もしますが、ありがとうございました。得るところは多すぎて、頭の整理がつきません。というより、暑さで思考できませんでしたm(_ _)m。願わくば、もうちょっと練習してから、再度お願いいたします。

 てなわけで、あらゆる人に迷惑を掛けつつ本日1セット目終了。で、もう一セット申し込んであるんだな。やりたいことはいっぱいあるけど、体から熱が抜けなくて「もうボクかえりたい」状態(笑)。
 食事に出かけるも、飯が喉を通らない。無理矢理詰め込んで、午後の走行に備える。私と同様、午後も練習時間を取っていたK庭氏が居なかったら、きっと引き上げてました(笑)。

<まだ続く>

2005年07月18日(月)  シェイクダウン完了
78thermo.jpg 300×221 13K 本日はTC2000でシェイクダウン。しかし、予想外の気候が巨大な壁となって立ちはだかる。危うし我がロードスター……

 ただいま思考能力ゼロなので、時系列に沿ってだらだら並べます。

 朝、自宅を出発。筑波謎ガレージ着が8:00頃。こんな時間、謎ガレージは当然閉まっているので、ガレージの前で携帯椅子を出してぼ〜っとする。8:20頃大市民氏到着。本日はお世話になります(わざわざ私と同じY枠に出走して、レクチャーして貰えることに)。
 ご挨拶をしているうちに、謎ガレージ大将Y氏登場。走行時間まで間があるので、謎事務所でまったり。

 話の流れで耳寄り情報キャッチ。マルハローテンプサーモ在庫あり。こいつは、ローテンプと名が付いているものの、ちっともローテンプじゃないサーモスタット。開弁温度78℃、ストローク10mmの絶妙設定。これはゲットするしかあるまい。

 まだ眠そうなY氏に、無理矢理取付依頼。ついでに、増し締めしても漏れの止まらなかった水温センサーに、シールテープも巻いて貰う。完璧。出入り禁止の日も近い(笑)。

 その後、おやぢレーシングの一員 K庭氏が合流。3台で一路TC2000へ。


<つづく>

2005年07月18日(月)  シェイクダウン前準備
050718Morning.jpg 300×225 19K 昨日やり残したことをやろうと早起き。まだ外はうす暗い。カチ上がったフロントが素敵(泣)。走りにくかったら、現場でバネ遊ばせればいいや。

 やり残したことと言っても、めんどくさい大掛かりなのは放っておいて、やらなきゃ壊れちゃうかもしれない以下のみ実施。

・エンジンオイルチェック ○
・プラグチェック ○(BKR6)
・クーラントチェック ○

 特に問題なしと。ok、ok。では出発しますか。

2005年07月17日(日)  シェイクダウン前準備
before_suspension_set.jpg 300×277 33K走行枠予約 ○
バンプストップラバー交換 ○
ディスクパッド残量チェック ○
いにしえのSタイヤへ交換 ○
シート交換 ○
フルハーネス装着 ○
携行缶ガス補給 ○
ガス補給 ○

 う〜む意外に進まなかったぞ。写真は変更前のサス状態。

・車高測定(スペーサーサイズ決定:フロント7mmだけでいいかも) ×
 やっぱり忘れた。しかもスペーサー組み間違えて、フロントだけ高々と浮いてるし(T-T)。まぁいいや、ロータスヨーロッパもえらく前上がりだしな(関係ない)。

・サスバネ交換 ×
 大誤算はこれ。12kgのバネが行方不明。前日に在処を確認しておいたんだけど、本日交換しようと引きずり出したら「6kg」って書いてある。ぬぉ〜、おいらの12kgはどこに行ったんだろう。結局10kg-8kgをそのまま組み込みました。筑波決戦までに探し出さないと。

・フロントリップスポイラのエアダクト補修 ×
 時間切れと言うより、体力切れにて未着手。こりゃ少し走り込みでもやって体力取り戻さないとヤバイぞ。でも、汗臭いこと嫌いだしなぁヾ(--;オイオイ...。

・ラップタイマ装着 ×
 体力切れ。また現場で仮装着だなぁ。飲茶さんの取付方法をパクろうと思ったんだけど、残念。

・エンジンオイルチェック ×
・プラグチェック ×
・パワステオイルチェック ×
・クーラントチェック ×

 これは明日現地でやろう。お、そうだ。朝、Y口さんところへ行ってやって貰おう(自分でやれ)。

 ふふふ。準備は完璧。

2005年07月16日(土)  TC2000予約完了
baby.jpg 295×250 16K ぷるぷるぷる、ぷるぷるぷる、ガチャ

「はい」
「大市民ですけど、予約しました?」
「Y枠の予約って、1:00からですよね」
「もう2:00ですよ」
「え?」

 ってわけで、慌てて走行枠予約。もうほとんど幼稚園児状態。とほほ。

 なにはともあれ、お陰で予約完了。とりあえず、第一段階クリア。Y2、Y3を予約。さて、車の準備っと。

 この調子だと、きっとまた何か忘れるぞ。チェックシートがいるな。

 と、思うまもなくF氏から入電。

「予約したんか?」

 見かけおっさんなんですが、中身は幼児と化しているようです。
ばぶ、ばぶぅ(T-T)。


#メンテナンス備忘録から、逸脱してる気がする今日この頃。

2005年07月15日(金)  シェイクダウン
joke.jpg 300×221 30K 写真は、我がロードスターのニューエンジンをメンテナンスしてくれてる面々。頼むぞぉ(笑)。

 来週頭にTC2000にてシェイクダウン決定。しかも、おやぢレーシング大市民氏が同枠走行をしてくれることに。これで無断欠席は絶望的な状況(行きたくないのかよ)。

 私、石橋を叩いてたら日が暮れちゃったタイプなので、これは願ってもない状況。筑波決戦2005ぶっつけ本番は避けられそうです。
 車は普段のチョイ乗りで問題なさそうなんで、走行練習が主目的。それでも、水温あたりは目が離せないところではあるんだけど。
 そういや水温計のピークホールド値ってどうやったら見られるんだっけな。学習しとかないと(笑)。Iさんは外気温も見とけっつってたなぁ。

 シェイクダウン当日までにやっておかなければならないことを列記しとこう。

走行枠予約

車高測定(スペーサーサイズ決定:フロント7mmだけでいいかも)
サスバネ交換
バンプストップラバー交換
ディスクパッド残量チェック
いにしえのSタイヤへ交換
フロントリップスポイラのエアダクト補修
シート交換
フルハーネス装着
ラップタイマ装着

エンジンオイルチェック
プラグチェック
パワステオイルチェック
クーラントチェック

携行缶ガス補給
ガス補給

 ぐはっ、大量。頑張ろう。

 筑波決戦2005準備編もちょっとだけ更新。

※写真はPratt & Whitney4090あたりかな?UAカナダの広報写真を無断借用(^^;

2005年07月08日(金)  筑波決戦2005準備編
 何をやったのか忘れないように、まとめてこちらに記載。日記とダブってますが(^^ゞ。

2005年07月05日(火)  油温/水温ゲージ装着
oil_water_temp_gauge.jpg 300×207 21K F氏に無理を言い倒して、デジタル油温/水温ゲージを装着。油温取り出し口は、F氏のスペシャル加工。トラスト製サンドイッチタイプのオイルブロックには油温センサー取り出し口がないので、盲蓋に1/8PTサイズの取り出し口を新設して貰った。水温取り出しはストーン氏が制作している水温センサアダプタにて取り出し。

 加工等はF氏にお任せなものの、作業者は私なのでちっともはかどらない。結局メーターを取り付けるだけで、都合二日もF'sファクトリーに居候。さぞ迷惑だったに違いない(^^ゞ。途中堂田のI氏もちょこちょこ手伝いに来てくれたりで、デッドロックした部分は無かったけど、とにかく時間が掛かりすぎ。お邪魔しました、F氏。お手伝い感謝、I氏。ご想像の通り、結局ほとんどの作業はこのお二方にやって貰いました(笑)。

 デジタルゲージそのものは八潮ファクトリー(トップページは音楽が流れるので、仕事中の方は要注意)というところから発売されている「岡ちゃんウォーターテンプ(4chセンサータイプ)」という商品。このネーミングは、もうちょっとなんとかならんかなぁ。ご丁寧に表示器にも「Okachan Water temp」とか書かれている。あぅぅ。

 この怪しげな商品をセレクトしたわけは、F氏のご推薦。製造元は名の知れた某社で、モノは間違いないらしい。販売元である八潮ファクトリーのノリは怪しいが、商品企画力は素晴らしい。Web上はともかく、ほんとはまともなショップなのかも(聞くところによると、日産系ではかなり名の通ったショップだそうです)。商売のために身を張って頑張っているのかもしれないと思うと、ちょっと好きになった。当初抹消予定だった表示器のロゴは、そのままにしておくことに決定。

 表示器上部のロータリースイッチは、商品添付の油温と水温の表示を切り替えるスイッチ。F氏が空いていたダミースイッチを加工して、綺麗に組み込んでくれた。アルミパネル張りでいとかっこよろし。
 このスイッチで水温、油温各センサの表示を切り替える。商品名の通り、温度センサは4つまで接続できる。水温と油温の二つ使ったので、あと二つ追加可能。やる気になれば、外気温と吸気温も測れる。温度センサは商品に二つ添付されてて、後は別売(ひとつ\3,500也)。
 さらに、表示器内にはワーニング表示と連動する1Aリレーが内蔵されている。ここに赤色LEDでも繋いでメーター内に設置すれば、見やすいワーニングランプになるなぁ。表示器そのもののワーニング表示も見やすいので、機能的には必要ないんだけど、いたずらするには簡単で面白そう。
 ちなみに、ワーニングが出たときは表示器上のワーニング専用8セグメントLEDが該当するチャネル番号で点滅するので、4つあるチャネルのどこを見ていてもワーニングを見逃すことはない。ピークホールド機能もあるので、ワーニングが出たセンサが何度まで上がったのかも確認できる。機能に手抜かり無し。

 ただ、設定キーのチャタリングキャンセル時間が短いのか、キーに掠っただけで動くフェザータッチなのは、私にはちょっと使いづらい。もうちょっとキー感度は低い方がいいなぁ。今のところ気になったのはこのくらいかな。温度が一度に一つしか見られないのは不便かもしれないけど、ロードスターのインパネには「ここ!」と思える追加メーターを増設するスペースがないから、これでいいのだ。LED表示は明るくて見やすいし、言うこと無し。サイトのノリとネーミングは怪しいけど、商品は素晴らしいです。

 モノがゲージなので、取り付けたヨロコビはいまひとつだけれど、いんちき改造水温計に頼っていたのに比べれば、とても安心。お守りのようなものです。


 ゲージ追加作業と同時に、エアクリーナーの遮熱対策と、ラジエター上下の目張りを実施。熱対策。

 エアクリーナーの遮熱対策は、マキシムワークスの遮熱板(シンプルだけど、何気に良くできてると思う)に、遮熱布を貼付。さらに、エアクリーナーボックスのエキマニ側にも同様に遮熱布を貼付。エキマニにも耐熱バンテージを巻いてあるので、ボックスが溶けることはないはず。
 ラジエターサイドの目張りは、メーカー純正と同様に交換したラジエターの上部と下部のタンクに隙間テープを貼り、エアインテークからの風が隙間から逃げることを抑止。どのくらい効くかは分からないけれど、コストに厳しい自動車メーカーがやってることを思えば、効果はあるのでしょう。純正は上下だけでなく、ラジエターサイドも対策してあるのですが、これは面倒そうだったので未対策。そのうち気が向いたらやることにしよう。

 これで後はホイルが届けば筑波決戦の準備は完了。ドライバは手つかずですが、クルマは出来上がりです(笑)。

2005年07月03日(日)  オイル交換
grp0703015028.jpg 300×150 36K 慣らしも完了したので、本日は筑波謎ガレージにてオイル交換をして貰う。わずか500kmで抜かれたオイルはMotul 300V……(泣)。新しいオイルは、いま話題沸騰のユノカルではなくて、スノコ ウルトラシンセティック。最近知ったお気に入りのオイル。

 オイルそのものはうっすらと虹色で、ごくわずかな金属粉。良い感じ。ガソリン希釈の様子も見られず、とりあえずはOK。いまだに慣れないドライバと違い、エンジンはどんどん熟成が進む。

 写真は本日の頂き物。オイル交換に行って、オシロスコープを貰ってきたんじゃ、なんだか申し訳ない。でも、とっても嬉しい(笑)。Yさんありがとう。とりあえず、機能チェックは明日にしよう。

 モノを貰うととても上機嫌な私。わかりやすいね(笑)。


 オイル交換 126,000km時 ユノカル ピュアシンセティック スノコ ウルトラシンセティック 5W50 (2005/7/4 S氏より教示^^;)

2005年07月01日(金)  デチューン
 やっぱりどう頑張っても乗りにくいので、結局デチューンしました。デチューンと言ってもエンジン本体に手を入れられるわけではないので、吸気でデチューン。ごくお手軽にど〜だエアクリーナーをノーマルエアクリーナーに戻しました。やっぱりサンデードライバーにはF'sエンジンのフルスペックは荷が重すぎました。とりあえず上を押さえれば、下が元気になるはず。

 結果、目論見通りとっても静かなノーマル車に変貌。加速時の豪快な咆哮が聞こえなくなってしまったのはとても寂しいものがありますが、発信、バックの難易度は遙かに低くなりました。ちょっと回転数を高めにしてやれば苦もなく発進できます。バックでのレーシングの頻度も下がりました。マフラーはJASMA対応のフジツボレガリスRなのでごく静かですから、エンジンが掛かっていてもノーマル然としています。素敵。

 同時に、アクセル微開度状態でエンジン回転が下がってしまう症状を緩和することにも成功。スロットルケーブルの遊びを詰め、スロットルストップスクリューをああでもないこうでもないも弄りつつ、アイドルスイッチ接点の調整とスロー調整を嫌ちゅーほど繰り返して、ようやく妥協点を発見。結果ほとんど回転落ちが発生しないところまで詰め切ることが出来ました。ひゃっほう。ただ、スロットル全開状態で、ほんとにスロットルバルブが全開になってるかどうかは闇の中。一人じゃ見られませんから。さらに1500rpmあたりから回転落ちが著しく悪くなるんですが、原因不明。ECUで急激にスロットルバルブが全閉になるのを防止しているのかもしれません(急激にスロットルバルブを全閉にすると、HCが急上昇する:排ガス対策)。

 本日の部品交換と調整によって、実に乗りやすくなりました。元の状態とくらべて、どの程度遅くなっているかは一般道レベルではわかりません。せっかくのパワーを絞るのはちょっともったいない気がするけど、乗りにくくて嫌になるよりは千倍マシなんで、これでOKということにしておきます。ドライバのスキルが上がったら、元に戻します。

 あとは、エアクリーナーボックスの遮熱対策をすればとりあえず完成かな。現状でも遮熱板が付いていますが、遮熱板そのものが熱い(笑)。たしかエキマニには遮熱板と共に遮熱シートも同梱されていたような気もするんですが、ど〜だエアクリーナーだとあまり関係なので、貼付しなかった記憶があります。

 今後の予定としては各部のセッティングを追い込んで、サーキットを試走するのみ。今年の筑波決戦はラジアル転向組が多いらしいので、上位目指して頑張りまっせぇ〜……道具を何とかするより、乗り手を何とかする必要があるな(笑)。

2005年07月01日(金)  欲しいクルマ
 昨日何気なくRossoって雑誌を買った。クルマ雑誌なんて買うのは、十数年ぶり位。ロードスターに乗るようになってから他のクルマへの興味が失せたようで、ぱったりクルマ雑誌を買わなくなった。しばらくはロードスター専門誌を買っていたが、広告しか読むところが無くて、しかもインターネットの普及に伴ってその広告にも価値を見いだせなくなり、だんだん買わなくなってしまった。

 久しぶりに読む雑誌は面白かった。クルマに関してはほとんど浦島太郎。それも普段あまり縁のないスーパーカー雑誌。面白くないはずがない。過度に扇情的な記事も多いけど、素直に楽しい。ここのところ欧州メーカーはブランドイメージ再確立に奔走しているようで、超弩級スーパーカーが目白押し。やっぱり人間の本能に直結した、より速くというストレートな訴求は実に理解がたやすい。環境だの何だの言われても、大脳では理解できても感情は突き動かされない。

 翻って、自分はハイパフォーマンスカーが欲しいのかと経済状況を棚上げして自問してみる。

1.ランボルギーニ ガヤルド
2.ポルシェ 911(993最後の空冷)
3.ロータス エリーゼ(初期型)
4.マツダ ロードスター(NC)

 興味のある順に並べると、見事なまでに節操がない。自分はクルマのどこに、またクルマの何に惹かれてるんでしょうねぇ。

0. ユーノス My ロードスター(NA8)

過去ログ 2003年07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2004年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 10月 
2005年02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 
2006年01月 02月 03月 04月 05月 07月 08月 09月 10月 11月 
2009年06月 09月 

一覧 / 検索