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2004年07月22日(木)  第二回ど〜だ走行会を終えて
20040714_05.jpg 200×301 22K 走行会が終わって、やらなきゃならないことと言えば、

ブレーキエア抜き
タイヤ換装
バケットシート換装

の3つ。今回はサーキット向けにアライメントを弄ってませんし、オイルは走行会前に交換してます……あ、やっぱり走行後は替えなきゃマズイかなぁ、ってんで堂田自動車のI氏に聞いたら

「当たり前」

だそうな。え〜、走行会前にMOTUL 300V入れたんですけどぉ。

「あんな暑い中猿走りしてて、交換しなくて良いわけ無いでしょ」

が〜。ごもっともでございます。エンジンが壊れなかったのは、MOTUL様のお陰でしょうからね〜。

 というわけで、エンジンオイルのみならず、デフ、ミッション、ブレーキフルードは交換した方が良いらしい。夏場のサーキット走行って高くつくなぁ(泣)。あれだけ楽しんだんだから……って話ではありますが。

 オイル交換はとりあえず置いておくとしてもエア抜きは行わないと、堂田自動車まで行き着けないので、とりあえずエア抜き開始。

 エア抜きは必殺のエア抜きツールがあるので、比較的お気軽にできます。やってみると、ブリーダーホースには豪快に気泡が……むぅ、けっこうエア噛んでますな。フロントだけかと思ったら、リアからも豪快に気泡が出てきます。都合500ccくらい交換したんですが、いまいちブレーキペダルの感触が、スポンジー。
 おかしいなぁ。500ccつーとほぼ全量入れ替わってるはず。エア抜きそのものもしっかりやったつもりなんだけど……。まぁいいや、サーキットからの帰りから見れば超強力に効くようになったし。後は堂田自動車でチェックして貰おう(^^;。

 タイヤ交換とエア抜きを同時に実施して、とりあえず走れる状態にはなりました。バケットもこの時期背中が蒸れ蒸れで、一般道を走るには向かないんですが、作業するにはあまりに暑いし、しばらくこのまんまでいいことにしよう(^^;。

 アライメントですが、今回のアライメントは新潟ジムカーナオフのときのままです。これは、堂田自動車のスタッフの方に、「一般道メインでお遊びでジムカーナやるのに楽しい仕様」というオーダーで設定して貰ったもの。これがまたナチュラルで良い感じです。ロードスターは元々回頭性は良いので、リアの挙動を中心に考えているんですが、リアタイヤの落ち着きも悪くないです。妙に流れてオーバーステアになることもありませんでした。

 キャンバーはほとんど付いていないのですが、タイヤは4本ともトレッド面全体が綺麗に発熱してました。楠さんが撮って下さった写真で見る限り、どのコーナーでも適度にロールは出てますし、このときのトレッド面の接地状態も良い感じに見えます。たまたまバネレート、車高、タイヤの3つがバランスしたのかな? 速度が乗ってない走りに合ってた、もしくは合わせたということなのかなぁ? もうちょっとキャンバを付けた状態でタイヤが発熱するような走りかたに持っていた方が良いのか……アライメントは難しいですな。求むアドバイス。

 本日の写真は参加者のねもとさんが撮って下さったもの(最終立ち上がり)。ありがとうございます。ツインスピンズの片割れなので、お約束ってことで(^^ゞ。

2004年07月22日(木)  第二回ど〜だ走行会 その四
20040714_04.jpg 300×205 25K 3本目の走行ともなるとすっかりだれきってしまって、ただ走ってるだけという状態に(笑)。飽きてきたというのもありますが、それ以上に温度の上昇が激しい。たぶん30度は超えてたんじゃ無かろうか?厚い雲はだんだん無くなり、灼熱の直射日光が降り注いできています。上位陣は早々に走行を取りやめていたこともあって、クラス5位にまで躍進しました(笑)。
 タイムは少し落ちて、45秒080。43秒台で足踏みしているT氏の後ろについて引っ張って貰おうと思ったのですが、なぜかT氏はノリが悪いらしく、譲られてしまいました。おいおい、譲ってどうする。わたしゃ、あんたより遅いんだぞ(笑)。
 もうすっかり忘却の彼方ではっきりとは覚えていないのですが、45秒が切れそうと言うことで力んでいたのかもしれません。タイム的にはそんな感じ。相変わらず、遅いねぇ(泣)。
 3本目が終わったところで、昼食タイム。とはいっても、コース清掃の間が20分しかないので、初心者クラスは食べるまもなく出撃時間。さすがに、この回は出走を取りやめる車両が続出した模様。食事くらいゆっくり取らないと、この暑さ。体が持ちませんわな。
 4本目になると、ABIT号を除く上位陣が復活してきました。あっという間に順位は後退して、クラス8位(笑)。大人げないクラスは全10台で、ABIT号は出走してませんから、ブービーですな。午後一発目の灼熱地獄の中、それでも、タイムは向上して44秒685。あ〜、特に何をしたかは覚えてません、猿化してますから。まぁ、コースに慣れたってことで(^^ゞ。
 とりあえず44秒台までは乗れました。後コンマ5秒ほど頑張れば、目標の43秒台です。最後の一本が残ってますから、なんとかなるかも……肩に力が入ってタイムが落ちるってのが、正確な予測と言うものですが、ほれ、人間夢がないとつまらないし(笑)。

 というわけで、泣いても笑っても本日最後の走行枠、5本目。もう思いっきり力入ってます。いくぞぉ、おりゃ〜、ってなもんです。もうこの時点で終わってるんですが、本人は一生懸命なんで仕方ありません(笑)。
 で、熱の問題で15分しか走れないのは、コースにまだ慣れきっていないということで、あまりにも惜しい。少しでも余分に走りたいわけです。そこで、最終兵器登場。このクソ暑い中、温度調節をヒート一杯にまで振って、デフロスター全開っ!
 ヒート気味の車にお乗りの方なら分かると思いますが、このサブラジエタとも言えるヒーターを生かすとかなり冷却できます。私が小僧だった頃はオーバーヒートなんてまだまだ日常茶飯事だったので、登板時はヒーターを入れよ、なんて話が生き残ってましたから。
 そんなわけで、20分走行を約束された?!愛車に鞭打ち、最後の走行枠を走ります。いけー、おりゃー、って感じで走りますがなんかリズムが悪い。乗れてないなぁ、と思いつつ走ってたら、銀色のNAが最終入り口手前のグラベルという妙なところでコースアウトして止まってます。特にダメージを負ってる様子はうかがえません。変なところで止まってるなぁ、と思ったら赤旗中断。自走不能ってことは……と、ちょっと心配しましたが、本人はピンピンしてる模様。主催者自ら赤旗出してどうすんじゃ〜(笑)。

 ピットに入って待っていると、だんだん目眩が。あ、あれれ???………ぬぉ〜、なんかクソ暑いと思ったらヒーター全開のままじゃないかぁ(笑)。妙に乗れてないなぁ、と感じたのもこの熱のせいかぁ〜。ヘルメット被ってると、熱風が襲ってきていてもわからんのですよね。そういや、妙にザクザク汗をかくし(気が付けよ)。
 再スタートは切ったものの熱中症一歩手前って感じで、たまらずピットイン。転がるように車両から這い出し、がぶがぶと給水。終わった……さすがにヒーター全開だと温度の上昇は穏やかで、20分程度は保ちそうに思えたのですが、体の方が保ちませんでした(笑)。

 で、最後の走行枠は、事前の予測通り少しタイムダウンして44秒693でした。イベント前に想定したタイムには届きませんでしたが、まぁだいたいがいい加減な予測だったんで、結果としては上出来でしょう。次回のど〜だ走行会はいつ開催されるか判りませんが、そのとき気温が低ければ43秒台はなんとかなるかな。何の根拠もありませんが、そう確信致しております(笑)。

 てなわけで、第二回ど〜だ走行会は、いつものように目標をクリアすることなく幕を閉じたのでありました。ちゃん、ちゃん。


本日の写真もまたまた楠さんご提供のもの(1コーナー入り口)。ありがとうございます。

2004年07月21日(水)  第二回ど〜だ走行会 その三
Tsukuba1000_040714_3.jpg 300×214 22K さてさて準備が終わったら、走行開始までは暇です。今回も大人げないクラスなので、順番は一番最後。初心者クラス、BTB、ミドルクラス、大人げないクラスの順。一本の走行時間が、20分なので先頭が走り始めてから一時間も間があります。前回は雪とはいえ、しっかり一日遊んでますから未知な部分もなく、あたふたすることもなくひたすら待ちます。

 他のクラスを見ていると、やたらコースアウトしてます(笑)。あちこちで砂煙が撒き上がってます。筑波1000はエスケープゾーンが広く、全体的にフラットですからコースアウトしても砂塵が撒き上がる程度であまり危機感はないです。タコ踊りしながら頑張ってしまうとガードレールの餌食になることもあるようですが、そんなこともなく至って牧歌的。ああ、また砂嵐、程度(笑)。

 さすがに同じ走行会に二回目となると余裕があります。前回の走行会から、そんなに間も空いてないしね。事前に何もしていかなかったことも大きな理由かな。タイヤも自宅からSタイヤですし、サスのセッティングもアライメントも何も弄っていません。普段使いのまま、シートとタイヤを交換したのみ。サーキットに着いてからは、なにも弄るところがありません。シアワセ(笑)。サーキットに着いてから、アレコレするのは楽しいのですが、時間に追われる気がして、あんまり好きではありません。

 ちなみにバネレートは、F10kg/mm、R8kg/mmです。これで仕事にも使いますし、お使い(笑)にも使いますが、特に不都合を感じたことはありません。ほんとは、バネレートはもう少し上げた方が良いのかも知れませんが、柔らかいバネの方が特性が穏やかで乗りやすいから、これでいいのだ。

 てなことをしているうちに走行開始。ああ、晴れてるって良いなぁ。タイヤグリップするもんなぁ……あれ?タイヤグリップしてるぞ?(笑)。熟成5年の逸品タイヤでも、きっちりグリップが出てます。えらいぞー、540S。路面温度が高いせいかな? 以前、10月に筑波2000でこのタイヤを使った時はあまりグリップせず、Sタイヤってこんなもんかなぁ?と思ってたんですが、暑いと結構いけますな。しかも、けっこうタレにくい。うほほー、こりゃいいや。とは言え、タレにくいだけで、5周もすると少しずつグリップが落ちてきます。

 加えて、リニアに動くようにしてある水温計は、どんどんHの方に針が振れていきます。Hに貼り付いたところがちょうど冷却水が沸くポイントなので、そこまで行かないように気を付けます。
 クーリングラップを刻めるほど上手ではないので、だいたい15分強走るとオシマイというペース。クーリングラップは、全体を冷却するために流すスピードで走るんですが、他の車両はレーシングスピード。筑波1000のように小さなコースでも、速度差は結構あります。常時後ろから来る車両に注意して、邪魔にならないラインを取るというのはなかなか神経使うんですな。

 まぁ、いろいろ書いてますがコースインしてしまうと楽しくて「わーい、サーキットだぁ、サーキットぉ」てな感じで、猿になってます(笑)。猿は猿なりに考えるもので、今回はクリップを外さないように、突っ込みはほどほどにします。大進化(笑)。
 ところが、どうも進入のスピードが遅い。速度を殺しつつ車の姿勢を整えてクリップを舐め、ケツが過度に出ないように事前に向きコントロールと、いっぺんにいろいろなことをやらなきゃなりません。
 こんな感じかな、遅いなぁ。んじゃ、こんな感じ、ぬぉ〜どこ行くんじゃお前ぇ〜、てな感じでぐ〜るぐる回ってると、あっという間に水温計がHの位置に。一本目はコレでオシマイ。ふ〜、楽しかったぜい。タイムは45秒587。ぬははは、豪快に遅いぜぇ(泣)。ま、あと2秒詰めれば目標タイムだから、コレで良いことにしよう。

 次の走行まで時間があるので、ピット上に上がってコースを見渡します。ちょうどN0チャンプの石坂氏が居たので、聞いてみます。

「どこがキモですかねぇ」
「1コーナーじゃないですか」
「ほう」
「1コーナーのクリップ過ぎてからずっと全開でいければ結構詰められますよ」
「へ、へぇ〜」

 あ、あんなところから全開かぁ。あ、1コーナーあんまり突っ込み過ぎなきゃそのくらいで行けるのかなぁ。クリップに着くまでにどのくらい車の向きが変わってればいいのかなぁ。と、いろいろ思いを巡らします。なんたってコースに入っちゃうと、思考はみんなすっ飛びますから、事前に考えておくことは大事です。なにも覚えてないんだから、無駄って話もありますが(笑)。

 そうこうしているうちに2本目コースイン。ぎゃはははは、サーキットだぁ(ばか)。ところが、一本目にクーリングラップを刻まずに即ピットインしたもんで、ブレーキフルードが沸いた様子。ヘアピン進入でブレーキペダルが奥に入り込みます。う、うぉ、ブレーキ効かね〜……ペダルをダブったら効きました。ひ〜、怖かった。ヘアピンに進入できなくても先にコースがあるのでコースアウトはしないんですが、イメージと現実が大きくずれるとけっこうパニックです。
 やっぱ面倒でも一周くらいはクーリングラップを取らないとダメですな。エンジンでもブレーキでも同じですが全開後即ストップすると、ため込んだ熱を放熱することができず、各パーツに貯まったままになります。この熱が各部にいたずらするわけです。ブレーキフルードもDOT3なんで、仕方がないという話もありますが(笑)。1000でも2000でも、私くらいのペースと仕様なら、クーリングを入れることでDOT3でも沸きません。これは実証済み。チェッカーが振られるまで走ると、チェッカー後はピットまでみんな流して走ります。これがクーリング。これをやるだけで、熱による悪影響は大きく軽減できます。

 走りながらチェックしてみると、ブレーキは効かないってほどではなくて、ペダル位置が入り込むだけってことに気が付きました。ちょっと引き摺り気味にしてダブってみても、ペダル位置が上がってくることはありません。ちょっとだけエアを噛んだだけみたい。とは言え、気が抜けないのは事実。
 というわけで、3%だけ大脳皮質を生かし、後はやっぱり猿化(笑)。ぎゃははは、そりゃあ〜(大ばか)。タイムは45秒020。あれ?ブレーキへばってたのに、タイム上がってるじゃないですか? ほほほ、だいぶコースに慣れた模様。

<<まだまだ続く(^^;>>
写真は例によって楠さんに撮って頂いたものです(ヘアピン進入)。感謝。

2004年07月17日(土)  第二回ど〜だ走行会 その二
Tsukuba1000_040714_2.jpg 300×225 23K 開門になったら、即行ピットへ向かいます。早く来たなら、やはりピットは確保せねば。開門になっても動かない先頭ローダーを追い越して、ピットに向かいます。コントロールタワーに近いピットは、だいたい主催者用に開けておかなきゃまずいんで、二つほど間を置いて、ピットに陣取ります。

 陣取ったら、即行で準備開始。普段搭載しているテンパータイヤやナビをどんどん取り外して行きます。荷物を一通り下ろしたら、次はテーピング。外装のレンズ類を中心にテーピングを済ませます。
 そうこうしていると「早く受付を済ませんか〜」の声が掛かりますので、受付を済ませます。このときゼッケンと発信器を手渡されますから、これも装備します。ゼッケンはボンネットと左ドア、発信器は方向性に注意して、受光面が真上を向くようにセットします。特に発信器は壊したり無くしたりすると\25,000-だかするので、落ちないように透明カバーを掛け、ガムテープでしっかりボディに留めます。このとき、発信器の下にガムテープをあらかじめ貼っておくとボディに傷が付かずに済みます。透明カバーで留めるだけなので、中で発信器が暴れるんですな。で、あらかじめガムテープで下敷きにしておくわけです。

 これで、とりあえず走行準備完了。空を見上げると、雲が厚く敷き詰められてはいますが、雨が降りそうな雲じゃない。むふふ。いいかも、この天気。
 雨が降るのは論外にしても、気温が高すぎると車は遅くなっちゃうので、できるだけ気温は低い方がいいわけです。かと言って、路面温度が低すぎるとタイヤが発熱せず、グリップがなかなか出てこなかったりするので、気温が低ければいいと言うわけじゃないんですが、暑いよりはマシだったりします。
 8:00頃の感じじゃまだ蒸し暑くもないし、直射日光が無いお陰でこの時期にしちゃ上出来の気温です。二十数度といったところかな。

 てわけで、まだまだ続く(^^;。

本日の写真も楠さんが撮って下さったものです(最終コーナー立上り)。感謝。

2004年07月16日(金)  第二回ど〜だ走行会
Tsukuba1000_040714.jpg 300×225 17K 14日はど〜だ自動車主催の走行会に行ってまいりました。梅雨最中の走行会で、雨が降らなきゃ良いのになぁ、なんて事前に思ってたのが馬鹿らしくなるほど連日の暑さ。当日は車も人も保たないかも……と思っていたら、天は我に味方した。連日の猛暑が嘘のように午前中は薄曇り。ふふふ、日頃の行いがモノを言うぜ。さあ、しっかり楽しませて貰いましょう。

プロローグ


 ずいぶん前から募集が始まっていた第二回ど〜だ走行会。第一回は春なのに、雨どころか雪まで降る荒天で、チューニングカー全滅。頭に来た社長が即行で企画した第二回走行会は、こうして幕を開けたのでした。

 事前の準備は、エンジンオイル交換とSタイヤへの換装。Sタイヤと言っても5年熟成の超古タイヤ。性能から見たら、ハイグリップラジアルと同じ程度か、もしくは悪いくらいかも知れない。とはいっても、バリ溝のタイヤを棄てられるほどリッチじゃないし、実は事前にそんなに入れ込んでいたわけでもないので、コレでいいかなと決めたお気軽チョイス。予算も無いからあれこれ悩むだけ無駄、って事情が大なんですけどね(笑)。
 サスペンションのバネレートも、普段使いの10kg-8kgのまんま。こいつは、最近エージングが進んだか、F氏特製ブッシュが効いているのか、すこぶる乗り心地が良い。もちろん、ノーマルと比べればハーシュネスはきついんだろうけど、おじさんが往復400km程度のツーリングに出掛けるのに、快適だとすら思える程度。

 とはいっても、夏の走行会。冷却系統はノーマルなだけに、オイルはMOTULの300Vという高級品。これは、いいです。ロードスターの灼熱地獄エンジンで、どれだけ熱を喰わしても、ある程度以上油圧が下がりません。冷却系統がノーマルなのに面研までしてある我がロードスターには必須のエンジンオイル様。今回も、リニア加工済み水温計を振り切ってましたが(笑)、エンジンは何ごともないように快調でした。リザーバータンクが空になるほどは虐めてませんが、良いと思います。オススメ。ホントは、予算が許すならオイルクーラーの方をオススメしますけどね。あ〜、オイルクーラー欲しいなぁ。

 てな感じであまり事前準備に力が入らず、目標タイムはとりあえず43秒台。始めて筑波1000を走った前回が雪だったので、どの程度のタイムを目標にすればいいのかさっぱりわからんのです。が、ロードスターあたりだと最初はこのあたりのタイムに壁があるそうなので、最初の壁まで到達すればいいかなと、お気軽に考え前日は12時前に就寝です。暑い上に寝てないとなると、当日楽しめませんからねぇ。
 と、思ってベットに入ったのですが、なぜか夜中にお向かいさんのミニバンがエンジン掛けっぱなし……。チューニングカーと違って、排気音はぜんぜん静かなんですが、不定期に回る冷却ファンの音が気になってちっとも眠れない。そんなこんなで、寝付いたのは2時過ぎといういつものペース。いつもと違うのは、起床が3:30ということ。あ〜あ、ほとんど寝られない……。


 先日導入した正確無比の電波時計君は指示された時間に一秒の遅延もなく、正確に目覚ましベルを駆動します。普通なら、無意識のうちに止めてしまうんですが、サーキットに行くとなると、ビッと目覚められるのが人体の不思議(笑)。ゴソゴソ起き出して、準備開始。
 ビデオカメラが見つからず、探し回ったりしたせいで出発は4:30。なんか幸先悪いなぁ。前日のうちにタイヤを交換してあったロードスターのエンジンを始動し、いざ出発。
 いなかtoいなかの道を快調に巡航していたら、事故発見。うちから筑波サーキットまでは、山道ではないんですがワインディングっぽいぐねぐね道が続きます。そのぐねぐね道で、トラックとワンボックスが対向で引っ掛けたらしく、ワンボックスが民家に突っ込んでました。通りがかった時は、ドライバーの方がレスキュー隊員の方に引き出されている最中。事故の当事者には悪いけど、サーキットに行く前に嫌なもの見たなぁ、というのが正直な感想。あ〜ぁ、今日は無事に帰れたらそれでいいことしようっと。

 その後は何ごともなく、6:30には筑波サーキットに着いてしまいました。ローダーに乗ったシルエイティ氏に続いて2番目の到着でした。う〜ん、もっとのんびり寝てても良かったんじゃ? いつもの如く、途中のコンビニで仕入れた朝飯代わりのパンを食いながら待ってたら寝てしまい、目が覚めたら開門時間らしくサーキットスタッフの方が門を開けてました。

<<続く>>

 写真は、同じ参加者の楠さんが撮って下さったものです(ピットレーン)。ありがとうございます。

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