Maintenance

 

過去ログ 2003年07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2004年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 10月 
2005年02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 
2006年01月 02月 03月 04月 05月 07月 08月 09月 10月 11月 
2009年06月 09月 

2004年03月20日(土)  第1回ど〜だ走行会
 とうとうこの日がやってきました、ど〜だ走行会in筑波1000。3月20日なんてまだまだ先だと思っていたのですが、あっという間ですね。一月は行ってしまう、二月は逃げてしまう、三月は去ってしまう、昔の人はうまいこと言うものです。
 とまぁ、爺の戯れ言はおいといて、前日までに完璧なまでに準備を整えた今回の走行会、いつも以上に力が入っています。今回走行するクラスは、激っ速な人たちと同じクラス。うまく付いていければ初めてのサーキットながら、そこそこのタイムは出せそうな予感。よ〜し、頑張りますぜぇ。

 タイヤは前回の筑波決戦2003と同じく55SのTTコンパウンド。TC2000でコジリ倒したので、もうすっかり山がなくなってしまいましたが、それでも手持ちのSタイヤの中じゃこれが最強。タイヤは下仁田のI氏に預かって貰っていたのですが、同じく下仁田のF氏がサポートカーを出すというので、当日サーキットまで持ってきて頂きました(感謝)。走行会当日はラジアルで行こうか、自宅にある賞味期限切れの540Sを履いていこうか悩んだのですが、55Sは温存しておいて540Sで様子見ということに決め、前日に交換しておきました。
 F氏にタイヤの搬送をお願いできたので前日から下仁田入りする必要もなく、睡眠十分で体調も万全。たぶんこれほど事前に準備が整って走行会に挑むのは、はじめてのことです。やりまっせ〜。

 当日は小学生の遠足よろしく2時半頃に目が覚め、3時半には家を出たのですが、途中一般道では他の車とまったく行き交わず、5時前にはサーキットに着いちゃいました。世間には外出禁止令でも出てるのかと思いました(笑)。一番乗りかと思ったのですが、既に同時開催のM-ONE走行会エントリー車両のNAロードスターが一台佇んでました。やる気満々ですな(今日は道が空いていたのかも知れません、F氏もそんなことを言われてました)。
 寒いなぁ、と思いつつコンビニで仕入れた朝飯を食らいながらもぞもぞしていたら、ど〜だ走行会参加車両らしきロードスターが続々と集結。F氏やそよ風さん、お初にお目に掛かる117おやじさんと談笑しながら開門を待ちます。雲がたれ込めた空模様が気になりますが、なんとか保ってくれるでしょう。

 6:30になってようやく開門。2番手で到着してますから、とっととピットに飛び込みます。ピットは非常に綺麗で、サーキットもぴっかぴか。いいねぇ、綺麗なサーキット。ピットの上からはサーキット全体が見渡せます。TC2000と比較するとコース幅がやや狭く、ストレート以外で抜くのは至難の業っぽいですが、抜くより抜かれることの方が多いので、どーでもいいです(笑)。
 受付、ドライバーズミーティングと恒例行事をこなしつつ準備を進めます。といっても、荷物を下ろして、テーピング、後はF氏に持ってきてもらったタイヤと取り替えるだけです。持ってきて貰った55Sは様子を見てから使うつもりだったのですが、どうも雨が降り出しそうな感じ。とっととタイムを出しておかないと、降り始めたらどうにもならんとの判断です。

 と・こ・ろ・が……蓋を開けてびっくり玉手箱。一本目からコースはフルウェット。べったり濡れてます。隣のピットに陣取るF氏は、タイヤ3セットを持ち込んで万全の大勢。一本目が始まる前に雨と見るやストリートラジアルのAD07に履き替えてニッコニコです。私は、「おいおいこんな雨の中、溝なしSタイヤで走るんかよ」って感じです。しかも、バネは柔らかめをチョイスしたとはいえ10kg-8kg。ほとんどロールしません。おかげでメカニカルグリップは出ないわ、タイヤは発熱しないだわで踏んだり蹴ったり。

 とは言え、初めてのサーキットなので、ライン取りのおべんちょーにはなりそう。そんなこんなで一本目はおっかなびっくり走っていたら、後ろに渋滞が出来てましたm(_ _)m。とほほ。こんな条件でも速い人はやっぱり速いのね。なんとか付いていこうとするけど、あっちのコーナーこっちのコーナー全部ずるずる。それでも2周くらいするとタイヤが発熱するのか、ちびっとだけグリップします。それでも一コーナーから2コーナーに掛けて膨らみまくるわ、ヘアピン入り口ではそのまま真っ直ぐ行きそうになるわで散々です。

 一本目を終わってリザルトを見ると56秒台。わははは、なにこれ?上位陣は50秒台。その差6秒。どうにもなりません。よーくリザルトをみると、なんか私の後ろに2台ばかりいらっしゃいます(私は尻から数えて3番目って事です^^;)。たぶん今回エントリーの中で、最もパワフルであろう2台。いつもラップされまくる大市民号、それに今回リニューアルハイパワーエンジンを引っ提げてのABIT号。むはははは、勝ったぞ(そうなのか?)。さらによーく見ると、上位陣は全車ストリートラジアルタイヤ。だー、どうにもならん。結局フルウェットだと、メーカー設定値、つまり新車のまんまがいちばん速そう。ドライにターゲットを合わせて最適化された車両ほどタイムが出ていないようです。メーカーは偉いですな。

 二本目が始まるまでに少々時間があるので、何か手はないかと考えてみますが打つ手無し。雨だとどうにもならんよなぁ(晴れててもどうにもならんという話もある:笑)と意気消沈していたら更に追い打ち。なんと雪が降ってきました。おいおい、3月20日だぞ。普通、雪は降らんだろー。しくしく。

 二本目は一本目より更にウェット状態+低路面温度。もうぜんぜんグリップしません。普通に走るだけで冷や汗状態。それでも、ベストライン探索に精を出します。グリップが低いと突っ込み番長になれないだけ、いつもよりコース攻略に神経を駐中できます。
 朝、ピット上からコースを眺めていた時に、大市民さんが「最終コーナーはね」と教えて貰ったラインをわざと外して違うラインでとっちらかり、アドバイスの的確さに納得してみたり、1コーナーから2コーナーの限界速度を試してみたりとなかなか楽しい。

 そんな中、何回トライしてもうまくいかないのが、4−5コーナーのヘアピン。どうも左コーナーは不得意なようで、加えてヘアピン一つめのアペックスに騙されないようにラインを取るのがなかなか難しい。青年部一号氏に抜かれた後、後ろに付いて走ってみるとなるほどのラインなんだけど、次の周に一人で走るとやっぱり一つめのアペックスに引っ張られる。う〜む、うまくいかんなぁ。その後のストレートでも、左側の縁石に届くか届かないうちにレブるので、3に上げてみたりそのままパーシャルで走ってみたりと、雨の低速走行ならではの余裕でけっこう楽しめました。TC1000にはホームストレートに電光掲示板があって、その周のタイムがリアルタイムでわかるので、トライのし甲斐がありました。あんまりスカッとはしませんが、こういうのもたまにはいいですな。

 本数を重ねるごとに順位は上がっていきます。別に私のラップタイムが上がったわけではなくて、あまりの悪天候に音を上げてどんどんリタイヤ車両が増えていっただけのことなんですけどね。理由はどうあれ、順位が上がると素直に嬉しい。13位、12位、10位、9位と順調に順位を上げ、本日の走行会はお開きになりました。あと8本あればトップだったのになぁ(笑)。

 主催者の方々、参加者の皆様ありがとうございました。またの機会を楽しみにしております。

※↓スリックタイヤからストリートラジアルにスイッチする三国一大人げないF氏(笑)。
slick2street_radial.jpg 300×272 13K

2004年03月20日(土)  第1回ど〜だ走行会おちゃらけ編
TC1000.jpg 667×166 16K
 写真だけで言葉はいらないでしょう(笑)。

2004年03月18日(木)  新型ブッシュと車高
height.jpg 350×381 26K 下仁田では、メンテナンスと脚のセッティングを行ってきたわけですが、走行会後の検討材料として各種設定を記載しておきます。

 車高は、KONI車高調を最も下げた状態にして貰っています。フロントだけはアッパーマウントシムを使って3mm上げてあります。レバー比がありますから、4mm近く標準値より上がった状態になっているはず。これでほぼ前後水平近くのセッティングになります。

 アライメントは、毎度の如くオマカセなわけで、どうこう言うことは出来ませんが、全体にキャンバが2度近く、トータルトーが前後とも2.3mm前後となってます。ネガティブキャンバがそこそこ付いてますから、フロントのトーはもう少し小さくてもいいような気もしますが、一般道で乗った感じはナチュラルで違和感は感じません。先日のバネ交換時にはフロント下がりになっていて、車任せのコーナリングだとリアの落ち着きが欠けていたのですが、現状だと寿命末期のタイヤ(超えてるという話もある)でも、しっかり踏ん張ります。流れる時は前後で流れ出し、挙動にナーバスなところはありません。

 これはアライメントや車高のせいばかりでなく、F's脚マジック施工によるところも大かと思います。妙に隠し立てしても仕方がないのでバラしてしまうと、サスペンションブッシュキットの新型試作品を装着して貰ってます。今後ラインナップされる商品なのであまり詳細は書けませんが(書いて良いのかな?)、びっくりするくらい変化があります。もともとゴムブッシュだったところが一部樹脂ブッシュに変わるわけですから、変化があって当たり前って話もありますが。
 これによって、サスアームの動きが格段に良くなりました。低中速域では路面の凹凸を感じにくくなるほど脚が動いています。少し大きめのギャップでは現状のバネレートが高いため、トンと突き上げが来るのですが、これ以外ではすーっと乗り越えてしまうため、最初非常に違和感を感じました。路面の見た目と車の動きが合致しないのです。すぐに慣れましたが、けっこう気持ち悪いものがありました(笑)。
 樹脂ブッシュは、多くの製品でサスがストロークするたびにキュキュといった音が出るそうですが、これはまったく聞こえません。取りつけてすぐの時に、外から聞いていると音が聞こえたのですが、数十キロ走った時点で音は出なくなりました。これはブッシュが自己潤滑性を持っているためだそうです。素材自体かなり高価で、製造する側にとっては頭が痛いでそうですが(笑)。
 いちばん嬉しかったのは、元気に走った時にコーナーで車の挙動が読みやすいということです。ノーマルブッシュではコーナーでのリアの流れ出しが推測しにくく、コーナーを抜けるまで挙動に神経を使わなければならなかったのが、挙動がわかりやすくなり非常に楽になりました。挙動がリニアに変化するんでしょうね。これは、トーコントロール機能が抑制されているせいかも知れません。今までトーコンブッシュは使ったことがないので比較は出来ませんが、なんにしてもこれは有り難いです。
 コーナー中にギャップがあると、トレースラインがずれて最初はびっくりしますが、これも変に車の挙動が乱れるより対処は楽です。高速道路の制限速度を超えるコーナー速度でも、余裕で対処できました。またロードスターにおける超高速域の安定性も格段に向上します。140km/hを超えると不安感が増大するノーマルブッシュに比べて、160km/hを超えてもドライバには余裕があります。ダンパーやスプリングの性格にもよるでしょうが、高速サーキットでは強い味方になってくれると思います。

 とまぁ、車はF氏やI氏のお陰でどんどん良くなっていくわけですが、肝心のドライバの方はさっぱりというのが目下の悩みであります(笑)。

2004年03月15日(月)  ブレーキフルード交換、ラジエター液交換
 来るど〜だ決戦に備えて、下仁田詣でに行ってきました。メニューは、以下の通り。

F's脚マジック施工
車高調整
 以上、車工房ふるや

ブレーキフルード交換
サーモスタット交換
クーラント交換
アライメント調整
エンジンオイル点検
 以上、堂田自動車

 これでクルマの準備は完了です。堂田自動車にENDLESS CC-Rパッドが在庫されてたので厚みを測って貰ったら、ベースプレート込みで12.5mmでした。CC-Xも同じでしょうから、先日の測定結果10.5mmだと2mm摩耗。1/6ほど消耗していただけでした。ぜんぜんOKですな。後は当日前夜あたりにでもタイヤをホイルごとSタイヤに入れ替えたらOK。

 F's脚マジックは、クルマが大きく変わりました。アライメント調整、車高調整と相まってクルマは良い感じ。ただ、慣れるのにしばらく時間が掛かりそう(笑)。いい加減走行会前に何かやって貰うのは、止めた方が良いですな(以上言訳も完了)。

2004年03月05日(金)  NBバンプストッパーの前後
bump_stopper.jpg 451×322 19K NBバンプストッパーには前後があります。白くて少々長めなのと、茶色くて短めなのがあります。

品番NC10−34−111
品番NC10−28−111B

 パーツリストによると、どうやら111Bがリアらしい。では、白いのと、茶色のとどちらが111Bか?これがわかると前後がわかります。結果は写真の通り。先日バンプストッパーを交換した時、たまたま撮っていた写真です。

品番NC10−34−111  白 フロント
品番NC10−28−111B 茶 リア

 私は間違っていなかった模様。某氏は組み直しましょうね(笑)。

 こちらの情報も大いに参考にさせて頂きました(Fire掲示板過去ログへの直リンク)。

2004年03月04日(木)  フロントディスクブレーキチェック
F_caliper.jpg 300×240 20K 本日ちょいと時間が取れたので、フロントディスクをチェックしました。先日は、キャリパーの外からディスクの残量を眺めただけだったのですが、今回はキャリパーを開いて、チェック。ディスクパッド残量は、左キャリパー右キャリパーのディスクパッド左右共に10.5mm前後(パッドベースプレート込み)。片減りはほぼなし。ダストブーツにも異常はありませんでした。ただ、パッド残量はけっこうタイトかも。大丈夫かなぁ。
 パッド裏面にブレーキグリス(泣き止め)、スライドピンにラバーグリースを塗布して再度組み上げました。スライドピンブーツも破れもずれもなく、スライドピンそのものにも異常なし。

 TC1000走行会前に時間が取れば、フロントリップスポイラーからキャリパーへ導風パイプを敷設したいのですが、時間取れるかな。Bタイプリップには、元々キャリパーへの導風穴が開いていて、何もしなくてもフロントブレーキを冷却してくれる構造になっているのですが、ちょっとパイプが短い。もうちょっと長くしたいんですよね。現状は、パイプ状になっている部分のカバーを外したままなので、これを元に戻すだけにするかもしれません。カバーはタッカー(巨大ステープラーみたいな奴)で止まっているだけなんですが、昔外れ掛けていたので取り外したまんまなんですな。一般道で冷却しすぎると、ノーマルディスクパッドですら一発目のブレーキが利かなくてヒヤッとすることがあるのですが、ミニサーキットではかなり効果がありそうなので、やってみたいところ。パッドを交換してからはサーキットでもフェードなんかとは無縁なんですが、転ばぬ先の杖と言うことで。

 ブレーキをチェックしながらダンパーアッシーを眺めていると、車高を落としたい衝動がむらむらと沸き起こるのですが、作業中に雨がぱらぱら降ってきたので、手つかず。残念なんだか、ラッキーなんだか(笑)。
 作業後、ガソリンスタンドで洗車機に突っ込んで洗車。雨染みがちょっと目立ってたのと雨が降っているとワックス洗車料金が安いもんですから。

 後はリアブレーキチェックとブレーキフルードの交換作業を残すのみ。さらに欲を言えば、車高をどうするかってところです。バネがフロント10kg、リア8kgと柔らかめなので、べたべたにするつもりはありませんが、あと10mmほどは下げても良いかなぁ……

 そういえば、KONIのテクニカルガイドを米国サイトで見つけたのですが、なにやら注意書きが。

ATTENTION:
To avoid any unwanted adjustment of the strut damper never use a pneumatic or electric impact wrench.

注意:ストラットダンパーの任意の望まれない調節を回避するために、空気・電気的なインパクトレンチを使用しません。
翻訳 by Excite君


 ご丁寧に図入りで書いてあります。もうやっちゃったよ(笑)。エアインパクトの最低トルクでしかもショック一発だけ締めただけなので、まぁよかろう。ちなみに、KONIマニュアルによると締め付けトルクは140Nm程度(なぜかKONI車高調のM17の記述はないので、前後からの類推)。うーむ、ロッドの切り欠きにスパナ掛けて締め付けると、14kgも掛けられたかなぁ。あの切り欠きにぴったり合うスパナってあるのかなぁ。滑るんだよね。インチ工具かな?

 単位換算は、Gonちゃんのサイトが便利。まぁNmとkgf-mは小数点の位置をずらせばほぼOkなので、いちいち換算することもないだろうけど、念のため。

過去ログ 2003年07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2004年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 10月 
2005年02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 
2006年01月 02月 03月 04月 05月 07月 08月 09月 10月 11月 
2009年06月 09月 

一覧 / 検索