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2003年11月25日(火)  KONI車高調って……
 ダンパーのセッティングがなんとなく出せてきたようです。結局最弱から90度戻しじゃ全然足りなくて、180度戻しに……これってI氏が最初にセットしてくれた値のような(笑)。この状態で、極端に荒れている路面以外は実にスムーズです。小さなギャップならしっかりいなしてくれますし、ステアを切ったら瞬時に反応してくれます。相反する条件下でこれだけ理想に近い動きをするのはありがたいところです。高速道路の継ぎ目等、左右両輪に一気にショックが来る時はいなしきれずに衝撃を伝えてきますが、運動性能向上とのトレードオフと考えれば、納得できるものです。

 街中を主体に考えるなら、もうちょっとバネレートを落として……とも考えられますが、そうなると次はストロークが問題となります。同じ荷重でもバネレートを落とすと、それだけサスペンションは動きが大きくなります。つまりストロークが必要となります。ノーマル並みの車高でかまわないと言うことであれば、市販のリプレースダンパーと換装することで、フットワークと乗り心地を両立させることも出来ますが、この場合で言う運動性能は、ノーマルに毛が生えた程度の運動性能しか得ることが出来ません。元々ロードスターは運動性能の高い車ですから、それでも街中程度なら十分面白い仕様ではあります。ただ、バネレートを上げた車両の運動性能を知ってしまうと、なかなかノーマルに近いバネレートには戻れません。また、なによりも車高の高さはルックス的に許せないものがあります(笑)。
 てなわけで、車高を下げたい。となると、ダンパーシェルケースの長さが問題となってきます。車高を落とすと、それだけストロークが減るわけで、そのままではまともな運動性能を持たせることが出来ません。自分で弄られる方はよくご存じだと思いますが、サスペンションのストローク量は意外に小さく、ホイール側で30mmもダウンさせてしまうとノーマルのシェルケースではほとんど縮み側のストロークが無くなってしまいます。これではカッコばかりで走行性能は劣悪です。スプリングの仕事率が極端に下がることで、そこらじゅうで跳ね回る、コーナーでグリップしないととんでもないことになります。

 そこで、KONI車高調のようなショートストロークを前提としたダンパーが必要となります。これは、バネレートを上げることで運動性能を向上を目指したもので、決して乗り心地の良さを追求しているわけではありません。KONIそのものが複雑な構造で理想的な減衰力を得ているとは言え、前提がハイレートなスプリングですからノーマルと比較して乗り心地が良いわけではありません。下手なローダウンスプリングや常時底付きサスに比べれば遙かに文化的な乗り心地ですが、それでも頭に「ハイレートスプリングを使っている割には」という枕がついて回ります。

 理想は「街中で乗り心地が良くて、サーキットではセッティングが楽でタイムの稼げる足」ですが、ひとつのダンパーとスプリングでこれを実現するのは至難の業です。それを、バネの交換が必要だとはいえ、高いレベルでまとめてきたKONI車高調は珠玉の存在です。が、積極的に車を操るタイプのドライバー以外、ただの乗り心地が悪いサスペンションに過ぎません。このあたりを忘れていると、せっかく高いコストを払ってもがっかりすることになります。車の機能部品を交換するということは、より目的に近づけると言うことであって、汎用化を図るものではありません。汎用度は市販状態が最も高いはずです。

2003年11月21日(金)  プチオフ
 本日は、洗脳のWebmasterさんとプチオフやってました。こちらのWebmasterさんは、金属加工職人さんなのですが、仕事柄かメカトロ好きの私にとって話がとっても面白い。謎なお土産もいくつか頂きました。ありがとうね。他人からみればきっとがらくたでしょうが、私にとっては宝物。メンコや意味不明のキーホルダー、パーマネントマッチなどと一緒に缶に入れておきました。射出成形に削り出し、謎な素材に謎なメカメカしさと来れば、未来永劫オトコノコにとってアコガレのアイテム。これだけはいくつになっても変わりませんな(笑)。
 当のWebmasterさんは、最近ロードスターを手に入れられてご執心。相談と偽っては背中を押して貰いたがってます。自分じゃ既に答えが出てるのは知ってるぞ(笑)。楽しくはまっている様子を見ていると、過日の自分を思い出します。あこがれ一杯、夢一杯。共に無理せず長く楽しみましょう。奥はまだまだ深そうだから。

2003年11月11日(火)  ダンパーセッティング
KONI_rear.jpg 300×240 22K 新しいバネも馴染んできたようなので、ダンパーセッティングを実施してみました。KONI車高調のダンパーセッティングは、リプレースダンパーであるKONI Sportsと同様、伸び側減衰力を720度(ダンパーロッド頭頂部に設けられた調整ダイヤル2周)で調整できます。このとき縮み側減衰力も微妙に変化します。この変化はバネレートが変わったような感覚を覚えることのない、ごく緩やかな変化です。
 昔使っていたオーリンズは、減衰力調整をすると縮み側の減衰力も同時に変化します。これは、ある意味バネレートまでもが調整可能です。伸び側の減衰力を上げていくと、縮み側もの減衰力も上がっていくため、バネレートが高くなったような効果が出るのです。これは、セッティングの泥沼に落ちる(どう調整しても合わない)という危険性もはらんでいますが、うまく合った時はなかなか便利です。
 この点、KONIの場合は、縮み側はバネに任せると割り切っています。このため、バネが決まると、減衰力調整も自然に決まってきます。走るステージによって、減衰力を変えたりはしません。バネを押さえ込める減衰力以上に伸び側の速度を遅くすることでセッティングを変えられますが、この必要性を私はまだ感じていません。逆に、走るステージによってバネレートを積極的に変えて行かなくてはならないということは感じます。ある意味面倒ですが、バネレートに合わせて減衰力を調整するだけのことですから、なにがどうなっているのかわからなくなるといった危険性は低くいよう思います。

 とまぁ、判ったようなことを書きましたが、現状のバネレートF 8kgf/mm - R 6kgf/mmの場合、最弱から反時計回りに90度緩めたあたり(KONIは時計回りで減衰力が下がり、反時計回りで減衰力が上がります)にミートポイントがありそうです。現状この状態ですが、なかなか良い感じです。固くもなく柔らかくもなくといったところです。さすがに左右両輪が同時に段差に乗ったりするとバネレートなりの堅さを感じますが、これ以外はムーズです。 反応は実に機敏でステアを入れると即反応します。この感じが120km/hあたりまで続きます。120km/hを超えると、ステアを入れてからヨーが出るまでに時間差を感じるようになり、ノーズの反応もダルになっていきます。そんな感じのバネレートです。この速度域になると、従来のF 12kgf/mm - R 10kgf/mmに戻したくなりますが、一般道では関係ない話ですね。

2003年11月08日(土)  洗車
 久々に洗車しました。筑波決戦後初めての洗車(笑)。Sタイヤの滓があちらこちらにへばりついていて閉口しました。大きな滓はすぐに墜ちるのですが、まるでシャシブラックのように薄く広がってしまったものはなかなか落ちません。最初は指で擦っていたのですがラチがあかず、結局パーツクリーナー攻撃で撃退。頻繁に水で流しながら施工したせいか、とりあえず塗装面に悪影響は出なかった模様。

 このパーツクリーナーは、確か一昨年の筑波決戦の賞品です。筑波決戦は、プレゼント交換会のようなものがあって、入賞しなくても賞品が出ます。一昨年は何も持っていかなかったのに、山のように強奪して帰った覚えがあります(^^;。今年は、プレゼンターが昨年と同様まみぞう氏で、電動エアガンと不繊布のロールが当たりました。電動エアガンはBorn to runのwebmaster、不繊布はお馴染みF氏の供出物。ありがとうございました。さらに、恒例になったおやぢレーシングK庭さんから参加者全員にウォッシャー液を頂きました。ここ数年ウォッシャー液を買わずに済んでます。ありがとうです。筑波決戦は、このレース後の表彰式も実に楽しみだったりします。
 今年当方が持っていったのは、白NBのプラモ。間違って某文房具店の閉店セールで仕入れてしまったシロモノです。ガレージ雅のWebmaster氏のところへ行った模様。実は中に変なものを隠してたりしなかっただろうか、というのがここんところの密かな悩みだったりします(笑)。供出する時確認しなかったんだよね(^^;。

 洗車の話だったのに大脱線。とりあえず適当にワックスまで掛けて終わりにしましたが、結構中途半端。洗車してる暇があったら出掛けたい、というのが本音だったりします。洗車は面倒だ。

2003年11月05日(水)  スプリングの馴染み
adapted_spring.jpg 300×197 18K だいぶスプリングに馴染みが出てきたようです。初期ヘタリが出たか写真を撮ってみましたが……若干下がってるようですね。3〜5mm程度かな。沈み込み初期の突っ張り感は消え失せました。ただ、ダンパーのセッティングがまだ出せてません。最弱から180度締め込んでいたのですが(最強は720度位置)、ダンピングが出ている時の突っ張り感が消えず最弱にしてみました。が、さすがにこれでは押さえ込めていないようで、洗濯板道で嫌な振動が出ます。なんだか、脳味噌がシャッフルされるような感じ。
 ダンパーのセッティングが出ていないせいか、普通に乗っている限り12kgf/mm-10kgf/mmと8kgf/mm-6kgf/mmだと乗り心地にあまり差を感じません。段差等大きな入力があったときは柔らかさを感じることもありますが、それ以外だとあまり変わりません。センサーが鈍いんだろうか?それとも、まだ馴染みが出ていないのかな?以前は新品ダンパーと新品スプリングで500kmを超える頃から馴染みを感じましたから、200km程度だと完全には馴染みは出ないのかな?またしばらく様子を見ます。

 バネレートを変えても、接地感は抜群です。どんな姿勢になっていてもフロント荷重が抜けてようがなにしようが、ステアを入れると即ノーズが反応します。実に気持ちがよろしい。もちろん妙な荷重状態でコーナーに入ると旋回速度が稼げず、遅いのは言うまでもないのですが……元々ヘタクソなのがさらにヘタクソになりそうでちょっと怖いです(笑)。

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