頑なに拒否していたETC。本体価格が一万円を大きく割り込んできたのと、最近の通行料金大幅割引に負けて導入決定。普及促進のための罠とは解っていても、抗い難し。普及完了後の仕打ちが怖い、今日この頃。
ETCを求めてそこらをうろうろするのも面倒なので、Yahooオークションで最安価な本体を購入。MITSUBISHI Hevy Industres製MOBE 300RB。これを付ければ、レイバーに変形できそうなところがお気に入り(笑)。セットアップ・送料込みで\7,000強。何度か仕事場へ往復すれば元が取れるお値段。
落札後、セットアップ情報のやりとりなんかを含めて5日ほどで到着。出品者が手慣れた業者さんだったせいか、最小限の手間でセットアップ済み本体入手。ありがたい。これで車検時期等に妙なDMが増えなければ、お勧め業者さんですな。
まずは、設置場所の検討。アンテナと本体が別なので、まずはアンテナ位置検討。設置マニュアルによると、車体中心線から左右25cmに取り付けろとある。さらに左右水平、前傾0度〜30度と意外に条件が厳しい。センターコンソール上のわずかな段差に工夫して取り付ければ条件はクリアできるが、外側から見えるのは美しくない。電波なので、ガラスはもちろんプラスチックも透過するはず。遮熱ガラスはNGだけど、NAにそんな気の利いたアイテムは無い(笑)。さらに、Webでちっとばっかり先人の知恵を借りると、けっこう適当な設置でもいけイケるっぽい。
そんなわけで設置場所は、ダッシュボード下……って、そんな大物を外すのはあまりにも面倒なので、メータークラスタ内がよろしかろう。メーターカバーを外すと、ここに付けなさいと言わんばかりの場所がある。計ってみると、車体中心線から約30cm。Webで漁った情報からすれば、問題ないはず。テストしてみなきゃわからんけど、そんくらいのリスクは背負わないとネタにならんし(笑)。
とりあえず、アンテナの場所は決まった。次は本体。これが悩みに悩む。
まず、本体を隠すか、隠さないか。音声が本体スピーカーから出てくるので、隠すとしてもあまりディープな場所には隠せない。隠せるとすると、定番のグローブボックスあたりか。 気がかりなのは、ETCカードはクレジットカード形状・材質なので、夏の車内に取り残すと変形の可能性大。一度センターコンソールの小物入れにクレジットカードを忘れて、熱で変形。しばらく使いにくいグネグネカードを使って痛い目にあったことから、同じことは繰り返したくない。ETC本体を隠してしまうと、性格上同じことを繰り返すのは間違いない(ばか)。やっぱり見えるところに出そう。
隠さないことに決定。が、車外からは見られたくない。これまた性格上、見えるところにあっても忘れるときは忘れる(どこまでもばか)。泥棒さんに「お、おいしそうなモノがあるじゃないの」と思われるのはとっても困る。ETCカードくらいくれてやっても良いけど(良くない)、それでドアロック破壊されたり、幌(今はHTだけどさ)裂かれたりするのはかなわん。
てなわけで、あーでもない、こーでもない、と悩みまくる。そもそもコックピット周りがごちゃごちゃしてるのはとっても嫌。現状、ステア右下に水温・油温のデジタルゲージがついてて、これ以上増殖するのは、どう考えても美しくない。目立たないけど、ちゃんと本体のLEDや音声が確認できる場所。できれば、どこかにビルトインしたい。
さんざん悩んで、悩み疲れて自暴自棄。どこでもいいや(笑)。
悩んだ時間が数時間。悩みきってから設置完了まで30分。結局ステア左側の奥まった足下、フットランプ奥に設置。たぶんにとっても定番な場所。ここだと配線も激簡単+内装切った張ったの加工なし。しかも、車外からは意外に見づらい。見切り設置の割には良い……はずはなくて、やっぱりごちゃついた。あぁ……。なるべく見ないようにしよう。
キーを入れると「ETCカードを認識しました」の割れた声の後、緑のLEDが足下で光り続けるナイスなコックピットになりました……。夜間でも気にならない光度なんで、良かったことにしよう。
主義を曲げて適当に付けたETC。果たして、まともに動作するんだろうか?明日は、開閉バーに向かって突撃だっ。特攻にならなきゃいいけど…… | | |