93,185km
■ボディ補強
12kg-10kgのハイレートにしたせいか、いままでど〜だバー取り付け後、不満の無かったボディが弱音を吐きだしました。当たり前といえば、あたりまえですが。とはいえ、ミシリとも言わなかったボディがあちこちギシギシ言い出すと、気になってしかたありません。まだまだ新しい足に不慣れで、追い込むなんてとてもとてもの状況なので、限界時の挙動どうこうはさっぱりわかりませんが、ボディ側を鍛え直して貰いました。
F氏に相談した結果、みっちり一日掛かりでやってくれました。感謝。鍛えて貰った項目はど〜だバーのエボリューション化とロールバーの剛性パーツ化です。ど〜だバーエボリューションはど〜だバーを構成するバーの数を増やし、剛性を高めるもの。ロールバーの剛性パーツ化は、ほとんど剛性パーツとしては機能しないロールバーを、積極的にボディ剛性向上に寄与する形状に改変して貰いました。もともとロールバーとど〜だバーを結合するストロンガーZを装着していたので、ロールバーそのものもある程度はボディ剛性に寄与しているはずでしたが、今回の改変によってあきらかにボディ剛性向上パーツに変身しました。
結果は、アンダーパワーな車に感じられるようになりました(笑)。ボディ剛性がすばらしく向上した結果、メーター上の車速は上がるものの体感速度は低下。もともとど〜だバー装着時から、高速道路では速度感のない車と化してましたが、今回の改修で道の荒れた一般道ですら速度感が低下しました。もちろんボディはミシリとも言いません(少し幌骨が泣くことはあります)。 まだ雨の帰路をほんのちょっとしか乗っていないので、フィーリングはまだまだ未知数ですが、ある程度追い込めたと思っていたダンパーセッティングがぜんぜんバネを押さえ込めておらずブワブワだったことが感じられるところ見るとかなり期待できそうです。
ここにはちっともリンクが出てきませんが、これは堂田自動車のWebページにど〜だバーエボリューション化のメニューがないからです。 なぜだろうと不思議に思っていましたが、どうも社長のI氏がエボ化したど〜だバーの取り付けをやりたくないせいだ、というのに気が付きました(笑)。 オリジナルなど〜だバーも剛性を出すため、かなりタイトな造りになっています。つまり取り付けがとても大変。これがエボ化されるとさらにエスカレートして、ちょっと寸法の狂った車になると、大騒ぎになります。エボ化したど〜だバーはぴくりとも変形しませんから。 車のボディは一見正確に作られているように見えますが、ミリ単位の狂いは当たり前で、酷いのになるとセンチ単位に迫るほどずれているそうです(全体の辻褄は合っているんですけどね)。さらにぶつけた過去を持つような車なら……というわけで、エボ化はメニューにはありませんが、頼めばやってくれます。 エボ化そのものの料金は標準エボ化(基本的にエボ化はフルオーダーですが、基本エボ形状ともいえるセミオーダーものがあります)で2万円程度なので、ど〜だバーを自分で外して持ち込み、自分で取り付ければ格安で剛性アップが可能です。ただし、取り付けはI氏の悲哀に同感できること請け合いです(笑)。 取り付けで挫折してI氏に泣きつくと、エボ化の際のど〜だバー脱着工賃が2万円ですから、1万円くらいでやって貰えるのかな?いままでそういう例はないようですが……また、ど〜だバーだけで十分な剛性がありますから、あくまでもハイレートな足との組み合わせで効果が解るといったレベルだそうです。 ど〜だロールバーのエボ化は完全なワンオフもので、頼んでもやってくれるかどうかはわかりません。製作のF氏はともかく、I氏は腰引けまくりなのでWeb上でメニュー化されるかどうかは微妙です。I氏と仲良くなって、無理矢理頼み込んでみて下さい。I氏は頼まれるとイヤとは言えない性格なので、きっと……
※2003/8/13追記 ARRIVEサイトでロールバーEvolutionの予告が出ました。市販に向けて動いているようです。 ※2004/4/6追記 ワンオフじゃなきゃ無理、ってことで、メニューには載らないことになった様子(^^;。 | |